子育てにおいて言ってはいけないこと
看護師は一般的な仕事よりも不規則だったり、ストレスが溜まりやすかったりしますが、それを子育てに反映させてはいけません。
特に自分が大変であることを、なるべく子どもには言わない方がいいです。
親が大変な場合、何とかサポートしようと頑張る子どもは少なくありません。
しかし、仕事の問題は子どもには重すぎ、場合によっては子ども自身の負担になるでしょう。
そのため、仕事の負担が大きくなったときは、子どもをパートナーに任せるなどして少しだけ距離を置くことが大切です。
気持ちが落ち着いて普段通りに接するようになったら、距離を戻すといいでしょう。
間違っても、八つ当たりで接してはいけません。
そして、子どものために働いていることを言うのも、子どものせいという意味合いになってしまうため厳禁です。
そのような意味合いがなくても、頭のいい子は親が大変な思いをしているのは自分のせいだと論理立ててしまう恐れがあります。
そうすると、子どもは自分を責めるようになってしまうのです。
さらに、自分の経験から将来は看護師になってはならないと言ってしまいがちですが、教育上よくありません。
大変な思いをしたり、給与が仕事内容と合っていないと感じたりするなど、不満を抱えることもあるでしょう。
ですが、子どもは親の仕事である看護師に、憧れのイメージを持つ場合が多いです。
そこで看護師になってはいけないと言ってしまうと、子どもの憧れを否定することになってしまいます。